京塚質屋

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2019.10.11

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GIA

 先月GIAに合成ダイヤモンドの研修に行って参りました、京塚質屋スタッフのSです。
早速ですが皆さんはGIAというものをご存じでしょうか?
GIAとは、正式名称Gemological Institute of America といい、日本語では米国宝石学会と言います。
普段私たちが利用する際の大半は、宝石の鑑別をお願いする機関です。
そしてこのGIAは、特にダイヤモンドの鑑別に関しては世界一の機関とも呼ばれております。

 もう少しGIAについて掘り下げて言いますと、ダイヤモンドの価値を定める要素に「4C」と呼ばれるものがあります。それぞれ簡単に説明しますと
Carat(カラット)→ダイヤモンドの重さ
Clarity(クラリティ)→傷の多さ
Color(色)→黄色み
Cut(カット)→綺麗な形をしているか、研磨状態
※正確にはそうとばかりは言えませんが分かりやすくするためにこう書いております。
上記4項目の英語の頭文字がそれぞれ「C」であることから4要素ということで「4C」と呼ばれている訳です。

 そしてこのダイヤモンドの美しさを判断する4CのというものはGIAが開発・定義しており、世の中のダイヤモンドはこの4Cの評価基準によって価値が決まる訳です。
もちろん、GIA以外にも宝石を鑑別する機関は沢山あります。日本で有名な鑑別機関でいうと、中央宝石研究所やGRJ(ジェムリサーチジャパン)などがあります。

 その為、例えばですが同じダイヤモンドでもGIAに4Cのレポートをお願いするのか、中央宝石研究所にお願いするのかという選択が生まれるわけです。
ここで皆さんは「GIAが世界一ならGIAにお願いすればいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、この判断は実は非常に難しく、私たちは実際は買い取りをさせていただいた石ごとに、どこにレポートをお願いするかを使い分けてます。

……to be continued

こちらのブログは定期的に更新していきますのでよろしくお願いいたします。

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